ワードプレスに導入するテーマ(テンプレート)について|ワードプレスでECサイトの作り方 ④

ワードプレスに導入するテーマ(テンプレート)について

まずは自前で契約したレンタルサーバー / ドメインにワードプレスをインストールします。

ワードプレスの導入方法は各レンタルサーバーのマニュアルにて確認出来ますが、大体の場合ほぼ自動でのインストールが可能なはずです。

ワードプレスのインストールが完了したら次はテーマ(テンプレート)のインストールです(ワードプレスではテンプレートの事を「テーマ」と呼びます)。

ワードプレスにはデフォルトで無料のテンプレートがインストールされていますが、サイトの機能や利便性を拡充する意味では有料のテーマを導入する事が得策と思います。

ワードプレスには無料 / 有料を含めECサイト構築に適しているテーマもありますが、私自身は「賢威(けんい)」という有料テーマを使用しています。

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「賢威」はECサイト構築に特化したものではなく、どちらかというと企業PR用サイトやブログの作成に使用される事が多いテーマですが、使い方一つで様々な用途に活用できます。



 「賢威(けんい)」の特徴 

●サイトの内部構造が検索エンジンを意識したつくりとなっている為、比較的検索上位に上がりやすい

●同梱されている「SEOマニュアル」というPDF形式のSEO対策マニュアルは、これだけで購入に値する内容。「検索上位を目指す」事に特化したマニュアルで、常にアップデートが繰り返されている

●筆者自身は購入から10年以上が経過しているが、未だにアップデートが繰り返されており常に最新の機能が充実している。もちろん現在でも無償でアップデートできる

●様々なサイト構成を実現するにはそれなりの努力が必要だが、サポートフォーラム(掲示板)でスタッフが常にサポートしてくれている為、つまずきが少ない

●賢威を使用しているユーザーも多い為、ウェブ上での情報も多い



上記「サイトが比較的上位に上がりやすい」という点は賢威のプログラム構造による事はもとより、同梱された「SEOマニュアル」を参考にSEOを意識したサイト作成による部分も大きいと感じます。



 SEOとは 

●SEO(Search Engine Optimize)は、「検索エンジン最適化」という意味。いくらユーザーに有益なショップを構築しても、グーグル等の検索エンジンに認知された上で検索上位に上げて貰わなければ、いつまでもユーザーの目に触れる事はありません。初期の対策としてはサイト完成と同時にグーグルにサイトを登録する方法が挙げられますが、多くのサイト運営者が行っている事なので埋もれてしまう可能性が高いです。堅実にサイト運営(新規商品の入れ替えやイベントの告知など)を精査し、商品に関する文字情報を充実させていけば、特にSEO対策を意識しなくとも検索上位に上がる可能性は高まります。



「賢威」を10年以上使用してきての感想としては、まず「グーグルへのインデックス(認知 / 登録)が早い」という事。

サイトにしてもブログにしても、作成したらまず検索エンジンへの登録申請を行い、いち早くユーザーへ周知してもらう事が第一歩の作業になります。

いくら素晴らしいサイトを作成してもグーグルにインデックスされていなければ検索結果に表示される事はありません(ネット広告を利用した場合は別です)。

以前、賢威やワードプレス以外のプラットフォームでサイトを作成していた頃はインデックスの承認に一か月以上かかった経験もあります。私はそれほど多種のテーマ(テンプレート)を使用してきた訳ではありませんが、賢威を使用した時のインデックスは早ければ2~3日、翌日なんて事もありました。

これは賢威を構築しているプログラムがグーグルに認知されやすい作りになっている為とも言われていますが、それを10年以上経った現在もアップデートを重ねる事で維持し続けている事実は圧巻です(一度購入しただけで永久に更新無料という太っ腹さにも驚きます)。

インデックスが済んでいるとしても、グーグルにサイトを上位表示させるにはサイト内容の充実度(如何にユーザーが欲している情報を発信しているか)が重要になってきますが、その第一歩としてインデックスが早い事は大きなアドバンテージとなります。

肝心なサイトの内容に関しても、賢威のテーマに付属する「SEOマニュアル」(PDFファイル)を参考に作成する事で検索順位の上位を狙う事も難しくない物と感じます。

賢威はショップサイト構築をメインとしたテーマでは無くブログや会社PRサイトなど、何にでも形を変えられるテーマです(ワードプレス自体がそういう仕組みです)。

逆にそう考えればショップサイトの作成から自社PRサイト、タイムリーな情報発信用にブログも作成、全てのアクセスをショップサイトに誘導する…という事もワードプレス+賢威であれば実現できます。

「賢威」に興味のある方は、一度紹介ページを覗いてみて下さい。





次のページでは「独自制作のネットショップを運営するなら画像やイラストにもこだわるべき」というトピックを紹介していきます。



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