独自サイトでECショップを運営するなら、画像にもこだわる|ワードプレスでECサイトの作り方 ⑤

独自サイトでECショップを運営するなら、画像にもこだわる

独自サイトを開業する際、第三者からの初見の印象は「得体の知れない」「詐欺かも知れない」サイトと思われ、最初は寄り付かない事もあります。

サイト自体の怪しさは無くとも、アマゾン・楽天など名の通ったECモールを利用しているユーザーからすれば「怪しい」サイトと思われても仕方ありません。

これはある程度の期間サイト運用を続けたり、SNSの活用や(出来れば)名の通ったサイトとのリンクを貼りあう事(相互リンク)である程度払拭される部分もあると思います。ですが、これには時間がかります。

では、開業当初からユーザーに安全なイメージを与える良策な無いか?と問われれば、それは適切な文言は元より「画像」と「イラスト」がきれいに出来て適切に配置されているかどうか。

商品画像だけでは無く、ヘッダータイトルや挿入画像やイラストとそのレイアウトなど全般に及び調整する必要があります。

フロントサイトはいわば「お店の入り口」であり「店内」です。商品や送料を安価にして提供する事も大切ですが、まずはユーザーに入口を認知させ、怪しまれる事無く店内へ導いていく必要があります。

(サイトが周知されていない段階で)クオリティの低い画像やイラストを載せて「これが9割引き!」と言われてもユーザーに怪しまれるだけです。


また、独自サイトを開業する前にサーバー設定でサイト全体を「常時SSL化」する手続きも忘れずに。これを怠るとグーグル側から「危険サイト」と認識されユーザーに警告がいき、「怪しいサイト認定」される可能性があります。

※この記事のリンク先には広告が含まれます

 サイトの「常時SSL化」とは 

 サイトに訪れたユーザーが入力した情報を暗号化しサーバーに送るシステムで、第三者に個人情報が漏れない為の施策です。以前は主にネットショップの決済ページ等に用いれらていましたが、近年はグーグルからサイト全体に適用するよう勧告がありました。これに反するとサイトの検索順位が下がるだけでなく、ユーザーが訪れた際に「こちらは危険なサイトかも知れません」との通告が表示される場合も。常時SSLに対応したサイトはブラウザトップのアドレス左端ににカギマークが表示され、URLの「http://…」の部分に「https://…」と、語尾に「s」が足されます。ご自身運営のサイトに常時SSLを適用する方法は各サーバーのチュートリアルをご参照下さい。筆者が利用しているエックスサーバーではボタン一つで常時SSL化する事が可能です(無料)。



最近ではiphoneを始め他のスマホでも画素数の高いきれいな画像が撮れ、また加工も端末内で施すことが可能になってきました。

後はPCに渡して細かなサイズ調整をしてアップロードすれば完了です。

商品画像の色味や明るさ、アングルなどは参考となるサイト画像を参考に仕上げれば問題ないでしょう。

フルーツ類なら光沢、温かいコーヒーや汁物などは湯気、商品によっては背景のぼかし等も入れ込んで下さい。

また必要に応じて「フォトAC」や「イラストAC」など商用利用OKのフリーサイトも活用できれば、更に加工の幅も広がり、「商品の良さ」を訴求する事も出来るでしょう。



更に「売れる商品画像」を目指すなら、PCで専用アプリを使うべし。

本格的な画像加工やイラスト作成・加工等を目指し、資金に余裕があれば画像加工やイラスト編集などをPCアプリ「Adobe photoshop cc(アドビ・フォトショップ)」「Adobe illustrator cc(アドビ・イラストレーター)」で行う方法も視野に入れては如何でしょうか。



これらはデザイン・画像加工業界のスタンダードアプリと言え、プロのイラストレーター等も活用しています。

筆者もこれらのアプリを活用してサイト用の画像はもちろんの事、名刺やチラシ・スタンプカードなどの作成にも活用してきました。

これらの技術を身につければ、自社を始め外注を受ける事も可能。オリジナルTシャツやノベルティグッズのデザインなどにも活用出来ます。

初めての利用であればもちろん学習が必要ですが、筆者の環境ではサイト用の画像編集と並行してデザインを学習。

ネット検索やYouTubeで情報を探し「売り物になる」作品が出来る様になりました。

また、上記2つのアプリ契約料に少し金額を加えればAdobe製品が全て使える上位版「Adobe cc」が利用出来ます。

こちらはプロ仕様の動画編集が可能な「Adobe Premiere Pro cc」「Adobe After Effects cc」が同梱されており、撮影した自社PR動画をYouTube用に編集して独自サイトの広告変わりに使えるだけではなく、腕が上がれば「動画編集者」として仕事を受ける事も可能になります。

少し話の本筋からはみ出してしまいましたが、要は「独自サイトを運営しながら仕事の幅を広げる」事も大事だと思ったので提案した次第です。

ちなみに、もしこちら「Adobe cc」に興味がありましたら、本家(Adobe)よりも「デジハリOnline」にて学割価格にて購入した方がお得ですのでお確かめ下さい。

本家と全く同じ機能が使えて約45%割引価格で購入出来ます(社会人でも学割で購入できます(サブスク / 1年単位))。



次ページ「値引きに頼らず付加価値をつける」へ ⇒

⇐ 前ページ「ワードプレスに導入するテーマ(テンプレート)について」へ



このページの先頭へ